日経ホームビルダー 3月号
住宅デザインで、注意する点を上手くまとめて書いてあったので紹介します。
①家具を顧客任せにしない
家具の選択は、非常に大切です。
感じのよい住宅は、家具を上手に組み合わせています。
建物の全体のイメージとかけ離れないためにも、お客様と一緒に選びたいものです。
4月12・13日に完成内覧会を予定している酒田市旭新町の現場は、お客様と一緒に家具とカーテンを選びました。
ダイニングテーブルは、家具屋さんでどこかの展示場に使ったなかなか格好の良い現品があり、価格が半値以下でした。
多少キズはありましたが、とても素敵なセットでしたので、購入して頂きました。
ソファーは、座り心地と形で選んでいただきました。
生地は、色々な柄から選択できたのですが、出来上がりまで、一ヶ月以上かかるそうです。
②既成品の寸法にとらわれない
これは、私は、今後是非やっていきたいところです。
キッチン・風呂・洗面化粧台などを造作すると、他にはないデザインが生まれます。
上の写真は、大きな鏡を配したオリジナルの洗面化粧台です。
最近の都会の風呂は、透視ガラスを使った大胆なプランが増えています。
使い勝手は別として、非常に魅力がありますね。
③車庫など外部も一緒に考える
住宅を建てる場合、予算の関係上外構まで、行き届かないケースが多いものです。
しかし、住宅デザインは外観で決まる といっても過言ではありません。
札幌のある住宅会社は、必ず外構まで含めた見積もりを提出するそうです。やはり、出来上がった住宅は格好いいですねー。
次回内覧会をするS邸は外構工事まですべて完了の予定です。
また、車庫付き住宅は、場合によっては非常に面白いデザインができます。
予算が許すのであれば、最初から組み入れたいものです。
④温熱環境もデザインのうち
これは、我々が重要にしている一つです。
しかし、なかなか目に見えないことですので、デザインと捉えることができるかわかりませんが、快適性・省エネ性が益々重要にになるのは、間違いないと思います。
⑤いいデザインは目立たない
この表現は、いいですね。
我々が、住宅のデザインをする際は、『何となく他と違うね』といわれるなものを目指しています。
そして、『何となく、コスモホームぽいね』と言われる住宅を造りたいと思っています。
特別目立つものではなく、ただ何となく でよいのです。
これが、実に難しいのです。
だから、面白いのです。
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