2008年09月

脳科学者の茂木健一郎氏が司会をするNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』という番組があります。
この番組が好きで、良く見るのですが、本当に仕事のプロだなあーとつくずく思います。
司会が茂木氏であるため、話の内容が非常に深いので、番組を見ながら『そうなんだよなあー』といつも、うなずいています。
私は、
一級建築士の資格を持っていますが、本当に建築のプロとしての自覚を持っているのか
建築のプロとしての仕事をやっているか
仕事のプロとはなにか
プロとして適切なアドバイスをしているか
私自身、いつも自問自答しています。
最終的な答えは、ないのかもしれませんが、私は、結局
『仕事を通じての社会への貢献』
という結論に達するのです。
これは、建築だけでなく、全ての仕事に通じると思います。
私利私欲ではなく、『社会への貢献』
なかなか難しいことですが、いつも心掛けるように努力しています。
私は、まったく同じことを協力業者さんにも、お願いしています。
私達の仕事は、多くの業者の協力が必要です。
大工・左官・板金・建具・畳・塗装・クロス・電気・水道・ガス・仮設足場・サッシ・建材・木材料・地盤改良・掃除・・・
など、実に十数種類の業種があります。
私は、それら、専門化に向かって、『みなさん、それぞれの業種のプロフェッショナルになって下さい。』と偉そうなことを言っています。
当たり前のようなことなのですが、これがなかなか難しいことなのです。
正確に言うならば、『私と、一緒にプロフェッショナルになりましょう』と言ったほうがよいかもしれません。
プロとは、何ぞや
私の、永遠の課題です。
by kakizaki

事務所移転に伴い、社員全員でブログを書くことにしました。
それぞれの視点から住まいづくりを考え、ブログの充実を図りたいと思います。
ところで、前回のブログで、”建築士はコンダクター”とありましたが、
私の名刺の肩書きは”コーディネーター”になっています。
実際の仕事としては、お客様の希望にあわせてプランしたり、資金計画を立てたりと、
普通の住宅の営業と変わらないじゃないかと思われるかも知れません。
しかし、大きく違う点が ”家をを売らない” というところです。
当社は一棟一棟お客様に合わせて設計するため、デザイン・材料・仕様など
一から選んでいかなければなりません。
私の仕事はお客様と設計の間に入って一つ一つコーディネイトし、
満足いただける住まいを作りあげることです。
コーディネーターという肩書きがふさわしいのかわかりませんが、これからも様々な
要望にお答えできるよう、住宅設備だけでなく電化製品、掃除・洗濯・台所用品、
ガーデニングなど生活に関することすべてに目を向けていきたいと思います。
ところで、男の私が”クロワッサン”てのも変ですが・・・?
収納に関する記事が載っているときだけつい買ってしまいます。
今回は私が理想としている ”集約一覧型” の記事が載っていたのでご紹介!

これから打合せするお客様にぜひ提案してみたい収納プランです。
by mori

↑ワンクリックお願いします
それぞれの視点から住まいづくりを考え、ブログの充実を図りたいと思います。
ところで、前回のブログで、”建築士はコンダクター”とありましたが、
私の名刺の肩書きは”コーディネーター”になっています。
実際の仕事としては、お客様の希望にあわせてプランしたり、資金計画を立てたりと、
普通の住宅の営業と変わらないじゃないかと思われるかも知れません。
しかし、大きく違う点が ”家をを売らない” というところです。
当社は一棟一棟お客様に合わせて設計するため、デザイン・材料・仕様など
一から選んでいかなければなりません。
私の仕事はお客様と設計の間に入って一つ一つコーディネイトし、
満足いただける住まいを作りあげることです。
コーディネーターという肩書きがふさわしいのかわかりませんが、これからも様々な
要望にお答えできるよう、住宅設備だけでなく電化製品、掃除・洗濯・台所用品、
ガーデニングなど生活に関することすべてに目を向けていきたいと思います。
ところで、男の私が”クロワッサン”てのも変ですが・・・?
収納に関する記事が載っているときだけつい買ってしまいます。
今回は私が理想としている ”集約一覧型” の記事が載っていたのでご紹介!

これから打合せするお客様にぜひ提案してみたい収納プランです。
by mori

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私は、いつも、
建築士は、コンダクター(指揮者)
だと思っています。
オーケストラの指揮者は、多くの演奏者をひとつにまとめて、一つの曲を造り上げます。
また、指揮者そのものは、演奏はしませんが、全ての音を聞き分け、指揮者が描いている曲のイメージを出すために、色々指示をだしていきます。
一軒の住宅を建築するのに、多くの業者が携わります。
大工・左官・板金・建具・畳・塗装・クロス・電気・水道・ガス・仮設足場・サッシ・建材・木材料・地盤改良・掃除・・・
などなど十数社の業者が必要です。
建築士は、自分では、何も造る事は出来ませんが、これらの業者を集めて、自分が思い描いている建物を建築するように指導しています。
建築士は、まさしく、オーケストラを伴奏する指揮者なのです。
私は、このとき何が大切かというと、
『自分は、どういう家を造るんだということを明確に伴奏者に指揮する』
ことだと思います。
指揮者が明確な指導しなければ、演奏者は、どうしたらよいか分らないと思います。
いい指揮者は、何をやりたいかをはっきりと持っているのだと思います。
酒田市の希望ホールに世界の指揮者 小澤征爾氏が確か2回ほどきています。
是非一度演奏を聞きたいと思っています。
感性を豊かにするためには、一流のものを体験するが早道です。
建築は、芸術 に繋がります。



皆さんがご存知の
大改造!! 劇的ビフォーアフター
は、番組は終了しましたが、今はスペシャル番組として時々放送されています。
私も、この番組が好きで、よく見ていました。
よくあれだけ色々な事が考えられるものだなあーと感心しておりました。
いままでは、一般的な常識にとらわれがちで、万民向けの住宅を紹介する番組が多かったように思われます。
即ち、どこかの大手ハウスメーカーが最大公約数的な住宅を提供していたと思います。
『渡辺篤史の建もの探訪』という長寿番組もありますが、何となく高値の花的な感覚があり、お金持ちが建てる住宅という感じがするのではないでしょうか。
しかし、ビフォーアフターは、庶民の感覚で番組を見ることができるような気がします。
この番組は、リフォームを前提に構成されていますが、私は、新築も含めで 日本人の家づくりに対する考え方を大きく変えた と思っています。
いままでの住宅に関する番組と一体どこが違うのでしょうか
それは、
『家づくりを建築士がやっている』
ということです。
一見当たり前のようですが、今までは、建築士が設計するのではなく、大工さんが考えた間取りを建築士がただ単に確認申請を役所に提出するというパターンが殆どでした。
木造住宅に於いては、本来の住宅設計という仕事ではなく、単なる手続き上の作業をやっている場合が多いのです。
あの番組が放送されて以来、建築士という仕事を日本人がやっと認識してきたのかなあーと思います。
これは、建築士として、非常に喜ばしいことと思います。
私は、建物は、設計のプロである建築士が設計するべきだと思っています。
なぜならば、
設計とは、ただ間取りを描けば出来るというものではない のです。
建築基準法・都市計画法・消防法・民法その他多くの法律を調べ、構造・採光・換気・断熱・動線など建物についてありとあらゆることを勘案して、設計します。
法規も知らないで、設計することのほうがいかがなものかなあー と思います。
都会では、住宅設計を建築士にお願いするパターンが増えているそうです。
私は、益々そういう住宅が増えていくだろうと思っていますし、そう願っています。

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