2008年10月

暖房の仕方の工夫で省エネ

灯油の消費量を減らそうシリーズ


暖房編

今年も、ついに寒い季節がやってきました。

石油価格が高騰しています。その対策として、いくらかでも
灯油の消費量を抑えるために暖房をひと工夫してはいかがでしょうか。

基本的には、高断熱高気密の場合は、全室暖房をお薦めします。

そして、設定温度や、運転の仕方によって、消費量を少なくすることが可能です。

暖房設定温度の見直し

①設定温度は何度ですか

推奨する温度は、18度です。出来るだけ、低い温度に、慣れて下さい。

暖房の温度を1度下げると、40坪前後の住宅で年間約150リットルの灯油の消費を抑えることができます。

②セーブ運転をうまく使いましょう。(弊社で推奨している床下暖房)

生活サイクルにあわせて、運転の方法を時々見直してください。就寝の間、長期不在の時などは、通常運転より、2度前後下げるようにしましょう

③室内の温湿度計をチェック

  室内の数箇所に温湿度計を取り付け、室内温度を時々チェックしてください。

  室内の温度も大切ですが、むしろ湿度に気を付けて下さい。40%以下にならないように、注意してください。

乾燥きみになると、風邪をひきやすくなります。室内に物干しをしたり、水槽を設置するなど、生活面で、工夫してみてください。

どうしても下がる場合は、加湿器を取り付けることを薦めます。

④春先など、日がさして、室内が、暑くなるようでしたら、暖房は、早めに止めましょう。

暖房なしでも、長時間過ごせるはずです。(暖房している期間をできるだけ、短くなるように、心掛けて下さい。)

ウォームビスに協力

①室内にいるときも、ちょっと厚での上着を重ね着しましょう。最近は、下着類も、温かく保つように色々工夫されてきています。是非、調べてみてください。

他の機器の利用も
①18度で、どうしても、足元が、寒いと感じる方は、コタツもよいかも知れません。

CO2削減を
①灯油の消費量を減らすことは、二酸化炭素(CO2)を減らすことと同じことです。地球環境に優しい生活を心掛けましょう。

今年の冬は、外も懐も寒くなりそうですので、色々工夫して、自己防衛しましょう。

by kakizaki

住宅会社を決める基準は何ですか?

 皆さんは、何を基準に住宅会社を決めていますか。

 住宅建築を依頼する側建設する側の建物に対する認識のズレについて、触れてみたいと思います。




 建設側の認識

 姉歯事件でも、大きく取り上げられましたが、建物の構造を始め、多くの建物の性能を上げることが良い住宅と思いがちです。


 ①構造(耐震性)
 ②断熱性能 
 ③材料へのこだわり
 ④建物の保証制度
 ⑤空気環境(換気設備)
 ⑥音環境
 ⑦防犯
  等等
 

 兎角、私も含め技術屋は、上記のような項目を良くしていきたいと思います。
 
 (赤字は、特に弊社が力を入れている項目です。)
 
 これらの多くの項目は、性能を上げても、お客様には非常に分りにくい部分です。



 しかし、建築を依頼する側は、実は上記の項目には余り感心がありません。



 

 建築を依頼する側の感心事

 ①デザイン
 ②間取り
 ③価格
 ④使い勝手
 ⑤住宅設備の充実性
 ⑥施工会社の知名度
 ⑦営業マンの対応
 等等

 両者の建物に対する感心事に大きなギャップがある事が分ると思います。

即ち、性能がいい家が、売れる家とは限らないのです。

 建物の建築途中で、構造内覧会を開催しても、殆どお客さんは、集まってこない事からも、構造などには、感心がありません。

 感心がないというより、見ても解らないので、見てもどうしようもないと思うのでしょう。

 これは、当然なことだと思います。 

 しかし、お客様が感心ある事に重点的にお金を掛けると、本来の性能を落とさざるを得ない。(ヒューザーのように)

 このように、住宅会社は、板挟みの状態になります。


 ①デザイン性に富んで
 ②使い勝手がよく
 ③耐震性に優れて
 ④省エネルギーで
 ⑤しかも価格が安くい
 ⑥保証制度もバッチリ

 なんていう夢のような住宅があればよいのですが、なかなかできないのが実情です。

 しかし、全ては、満足できなても、住宅を依頼する側も建設する側も、お互い納得できる妥協点を見出せる機会があれば、必ずいい家は、建築できると思います。

 即ち、住宅会社ととことん話して、相談できる ところがポイントのような気がします。


 by kakizaki

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住宅ローン減税に期待!2

住宅ローン減税についての補足です。


現行では1年から6年までの控除率が1%

(2000万円の1%=20万円×6年で120万円)

7年から10年の控除率が0.5%

(2000万円の0.5%=10万円×4年で40万円)

以上合計で最大160万円の控除となります。(控除期間10年選択の場合)


ただし、この ” 最大 ” に注意してください。


みなさんの去年の所得税はいくらですか?

借入残高が2000万円以上であれば、計算上は控除額が20万になりますが、

支払った所得税が8万円だった場合、還付される金額は

” 8万円 ” となります。

仮に所得税と借入残高が10年間同じ条件として計算した場合、

還付される総額は ”80万円” となります。


「今家を建てると10年で所得税が160万戻ってきますよ」

という営業トークをどこかで聞いた事がありませんか?


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控除額は所得税と借入残高で人それぞれちがうのでご注意!

by mori


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住宅ローン減税に期待!

今日の新聞に住宅ローン減税についての記事が載っていました。

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国土交通省の税制改正要望によると、今年末で切れる

住宅ローン減税を5年延長 並びに 拡充との事?

具体的にいうと、現行2000万円の借り入れで

 最大で160万円 所得税から控除されたが、

新制度では同じ借入額2000万円で計算すると、

最大で200万円 の控除額になるらしいです。

また、控除対象借入限度額も2000万から 3000万に、

長期優良住宅や一定の省エネ住宅の場合、

限度額が増えたり控除率がよくなるなどと書かれています。


12月完成予定の人は、年が明けてから引き渡してもらった方が得かもしれませんね?

by mori

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愛車と暮らす、塗り壁の家5

 この建物の大きな特徴の一つは、照明を工夫している点です。

 特に1階のリビングは、今までと違った方法で照明設備をしています。
 

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 通常ですと、リビングの証明は、真ん中に明るい照明器具を取り付けます。

 しかし、この家は、いつも集まる部屋の中心に 『明かりだまり』 を作っています。

 しかし、これだけですと、明かりだまりの周りが少し暗くなります。



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img_1734.jpg

 そこで、上の写真のように、リビング周りに補助的に、スポットライトを設置しています。

 これにより、ただ明るいだけのリビングから、陰影の利いた、何とも言えない情緒溢れる空間になります。

 これは、是非とも皆さんに体験してほしい感覚です。

 ですから、この建物を見学するのは、夕方にかけて来るのがベストだと思います。


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上の写真は、夕方頃の明かりだまりです。


by kakizaki



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