7月16日(月)午前10時13分頃新潟県中越地方に又、大地震がありました。
 ここ庄内地方でも、震度3の揺れがあり、非常に緊張しました。
 現地で、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

 新潟に住む協力業者の方から今日電話を頂き、状況を多少お聞きしましたが、何しろ道路があちこちで寸断され、現場は非常に混乱しているということのようです。僅か、三年前にも大きな地震があり、やっと少し落ち着いたところに又、震災にみまわれました。本当に大変な事と思われます。

 隣の県に住む我々にとっても他人事ではないのです。

 今回の地震の原因は、逆断層のずれだそうです。

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この庄内地方にも、六つ(下当・野沢・月光川・通越・観音寺・松山)の大きな活断層があります。事実約100年程前に、
庄内大地震がありました。
  
 又、この地方に地震が起こる可能性は、今後30年の間に最大6%です。これは、非常に高い確率だそうです。

 庄内に住む人は、新潟中越沖地震級の大地震が必ず来ることを覚悟しておかなければなりません。

 特に、酒田市は地盤の軟弱な沖積平野上に位置していますので、その被害の拡大が懸念されます。


 対策としては、自主防災を考えなければなりません。

 実は、私は、去年から地元の町の防災担当をしています。今年の春に町内皆に防災用飲料水と言うことでペットボトルを二本づつ配布しました。

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 当然二本で足りる訳はないのですが、町内全員に防災意識を高めて頂くために、配布しました。当初色々な意見はありましたが、中には、今から40年程まえの新潟地震を体験した人から、『一番困ったのは、飲料水だった』と言う貴重な意見を頂き、概ね賛意を得ました。

 実際の震災のときに頼りになるのは、消防でも、警察でも、役所でもありません。地元の住民が一番頼りになるのです。

 その為には、私たち住民は何を準備しなければならないのでしょうか。

 私たちの町が今考えている防災対策について、いつか書きたいと思います。

 最後に今回の地震で亡くなった方も大勢います。心からご冥福をお祈りいたします。