巷では、オール電化が大流行りです。
去年の話で、申し訳ありませんが、地元の山形新聞で2006年8月24日にこんな記事が載っていました。
記事によると、東京電力の管内でオール電化にすると、CO2の排出量が一般住宅より、69%増、東北など八電力管内で50%以上、関西電力管内で29%いずれも増えるということです。これは、非政府組織(NGO)の環境団体「気候ネットワーク」が報告しています。
『オール電化住宅は、地球温暖化防止に寄与するのか?』というレポートに詳しく書いてあります。
地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)も『環境面からみたオール電化問題に関する提言』というレポートでも同じような内容のものを報告しています。
上の二つの報告書は、ちょっと長い文章ですが、非常によくまとめられていると思います。オール電化に興味がある人は、是非読んでみて下さい。
実は、室蘭工業大学の鎌田紀彦教授も、この点ついて、早くから、報告していました。
上の図からもわかるように、①灯油の暖房・給湯住宅より②オール電化住宅の方が、CO2の排出量は多いのです。参考まで、③は新住協でめざしているQ1住宅の場合です。
多分、多くの方は、『そんなはずはない。テレビでも、宣伝しているように、非常に経済的なはずだ。』確かに経済的かもしれませんが、経済的であるのと、省エネルギーであるというは、一緒ではないのです。
それは、ただ単に深夜電力の価格を約1/3~1/4に意図的に下げているだけなのです。
むしろ、エネルギーそのものは、多く消費しているのです。
これは、本当の意味での省エネルギー住宅といえるのでしょうか。
省エネルギーとは、ランニングコストを抑えることではなく、無駄なエネルギーを抑える
ことだと思います。具体的にいえば、いかに、CO2を抑えるかということだと思います。そして、本来は、無駄なエネルギーを抑えれば、おのずとランニングコストも抑えられるはずです。私たちは、そこを目指すべきではないでしょうか。
『オール電化に関する誤解』ということで、CASAがまとめています。
私なりに機会をみながら説明してゆきたいと思います。興味のある方は是非読んでください。
私は、本当のことを知りたいのです。
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記事によると、東京電力の管内でオール電化にすると、CO2の排出量が一般住宅より、69%増、東北など八電力管内で50%以上、関西電力管内で29%いずれも増えるということです。これは、非政府組織(NGO)の環境団体「気候ネットワーク」が報告しています。
『オール電化住宅は、地球温暖化防止に寄与するのか?』というレポートに詳しく書いてあります。
地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)も『環境面からみたオール電化問題に関する提言』というレポートでも同じような内容のものを報告しています。
上の二つの報告書は、ちょっと長い文章ですが、非常によくまとめられていると思います。オール電化に興味がある人は、是非読んでみて下さい。
実は、室蘭工業大学の鎌田紀彦教授も、この点ついて、早くから、報告していました。
上の図からもわかるように、①灯油の暖房・給湯住宅より②オール電化住宅の方が、CO2の排出量は多いのです。参考まで、③は新住協でめざしているQ1住宅の場合です。
多分、多くの方は、『そんなはずはない。テレビでも、宣伝しているように、非常に経済的なはずだ。』確かに経済的かもしれませんが、経済的であるのと、省エネルギーであるというは、一緒ではないのです。
それは、ただ単に深夜電力の価格を約1/3~1/4に意図的に下げているだけなのです。
むしろ、エネルギーそのものは、多く消費しているのです。
これは、本当の意味での省エネルギー住宅といえるのでしょうか。
省エネルギーとは、ランニングコストを抑えることではなく、無駄なエネルギーを抑える
ことだと思います。具体的にいえば、いかに、CO2を抑えるかということだと思います。そして、本来は、無駄なエネルギーを抑えれば、おのずとランニングコストも抑えられるはずです。私たちは、そこを目指すべきではないでしょうか。
『オール電化に関する誤解』ということで、CASAがまとめています。
私なりに機会をみながら説明してゆきたいと思います。興味のある方は是非読んでください。
私は、本当のことを知りたいのです。
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