暖房

ペレットストーブって実際どうなの?

ペレットストーブを使い始めて3ヶ月、いろいろ比較してみました。

家で使用しているペレットストーブは サンポット社の FFP-701DF という製品です。
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この機種は燃料がペレットというだけで、FF式石油ストーブのようなものです。

満足しているところ
1. 子供でもスイッチひとつで着火
2. 燃料補給が簡単
3. タイマー予約で朝も快適
4. 何かあるとエラーが出て自動消化
5. 温度設定可能(設置場所によって温度差あり)

妥協しているところ
1. 使用するペレットによってカスが残る場合、毎回掃除が必要
2. ペレットを買いに行かなければならない(又は郵送)
3. ペレットの置き場所の確保(車庫、物置などの室内)
4. 2/20現在では灯油の方が安い


下の写真はわが家で15年愛用の「みにくいアヒルの子」の愛称で永年親しまれている
アンデルセン社の CI-1G という製品です。

ci-1gcb.jpg

満足しているところ
1. 輻射熱による暖か味がちがう
2. 洗濯物が良く乾く
3. 断熱改修後は薪ストーブ一台で全館暖房可能
4. 木材をもらってくれば 燃料費0円

妥協しているところ
1. 着火できる人が限られている
2. 薪の確保、薪割りが大変
3. 煙突掃除


また2つの中間適な機種として、岩手県 石村工業の クラフトマン という、
ペレット・薪兼用 のストーブもあります。
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簡単に比較してみました

  FF式石油ストーブ    ペレット    薪ストーブ   クラフトマン 

本体    12万~      40万~     30万~     19万円
煙突    不要       不要       50万~     50万~
燃料費  約60円/L   約550円/10㎏  0円        -
電気    必要       必要      不要      不要


FF式石油ストーブと比較した場合、燃料の補給や灰の処理・掃除など、
メンテナンスに手間がかかるので、理解のある方でないと長続きしないかもしれません。
私の場合、長年薪ストーブを使ってきたので、ペレットストーブはとても楽です。
実際には、どちらか一つの暖房で家中暖まるのですが、
家族も必要に応じて薪とペレットをうまく使い分けています。

地球温暖化を考えている方、ぜひ バイオマスエネルギー の暖房を
検討してみてください。


by mori


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庄内では1番!家庭用FF式ペレットストーブ導入

今までわが家では、薪ストーブと普通の石油ファンヒーターを使ってきましたが、

今回の断熱・耐震改修工事に伴い、庄内では初めて となる

“家庭用FF式ペレットストーブ”を導入してみました。

見た目はFF式石油暖房機とあまり変わりませんが、ちょっと奥行きがありひとまわり大きい気がします。

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この製品は一度に16㎏のペレットが入ります。
これが燃料のペレットです。 ↓

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このストーブを選んだ理由は4つあります。

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1.操作が簡単
 写真の通り、スイッチひとつで着火します。(子供、女性、お年寄りでも簡単)
 また、タイマーが付いているので、希望の時間に合わせて暖房する事ができます。

2.安全性
 耐震自動消化装置や過熱防止装置、ペレット残量検知装置などがついています。
 (3番目の写真は、ペレットが少なくなりエラーが表示され停止したところ)

3.温暖化防止
 木質バイオマスはカーボンニュートラル。
 再生可能な燃料利用は地球温暖化防止に役立ちます。

4.補助金制度
 酒田市農林水産課では木質バイオマス利用拡大支援事業を行っています。
 (私が申請した時で2人目でした。2008年11月末時点)


実はもう一つ 灯油より価格が安い という理由があったのですが、

設置された時はストーブ発注時の 半額 になっていました。
(10月中旬発注時約120円/L、設置時12月上旬約60円L)

「灯油が80円/L以上ならペレットの方が断然お得です」と言われて購入したのに・・・


でも地球全体の事を考えて選ぶなら、

これからは 環境負荷の少ないもの ですよね。

by mori



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換気を工夫して省エネ

灯油の消費量を減らそうシリーズ

換気編

換気は、基本的に、室内の暖かい空気を捨てていることになります。

換気量を減らすことは、灯油の消費量を抑えることになります。

換気を長時間停止することはお薦めできませんがやり方によっては、上手に換気量を減らすことが出来ます。

換気の必要性

新鮮空気の導入

 建築基準法では、室内の空気を二時間で一回換気するようにきめられていますが、現実的には過換気になっている場合が多いようです。 

湿気の排出

 主な湿気の原因は、人・室内物干し・調理によるもの・水槽・植物などです。

匂いの排出

換気のデメリット

①暖房した暖かい空気を捨てているので、経済的に無駄が多い

換気を抑える方法

①通常運転をにする

②外出時は、換気を止める(24時間換気システムの方は停止ができませんので弱運転)

③給気口の新鮮空気量を制御する(半開ぐらいが、適当かと思います)



予想される状況

窓に結露が生じる

匂い が生じる

※予想される状況になった時は、事態か改善するまで通常運転に戻して下さい。

※浴室は、今まで通り使用後明朝まで換気して下さい。(カビ対策)

※春になりましたら、また通常運転に戻してください。

※換気扇・給気口のフィルターなどの掃除は、こまめにお願いいたします。
(最低三ヶ月に一回は、点検・掃除をしてください。)

by kakizaki

暖房の仕方の工夫で省エネ

灯油の消費量を減らそうシリーズ


暖房編

今年も、ついに寒い季節がやってきました。

石油価格が高騰しています。その対策として、いくらかでも
灯油の消費量を抑えるために暖房をひと工夫してはいかがでしょうか。

基本的には、高断熱高気密の場合は、全室暖房をお薦めします。

そして、設定温度や、運転の仕方によって、消費量を少なくすることが可能です。

暖房設定温度の見直し

①設定温度は何度ですか

推奨する温度は、18度です。出来るだけ、低い温度に、慣れて下さい。

暖房の温度を1度下げると、40坪前後の住宅で年間約150リットルの灯油の消費を抑えることができます。

②セーブ運転をうまく使いましょう。(弊社で推奨している床下暖房)

生活サイクルにあわせて、運転の方法を時々見直してください。就寝の間、長期不在の時などは、通常運転より、2度前後下げるようにしましょう

③室内の温湿度計をチェック

  室内の数箇所に温湿度計を取り付け、室内温度を時々チェックしてください。

  室内の温度も大切ですが、むしろ湿度に気を付けて下さい。40%以下にならないように、注意してください。

乾燥きみになると、風邪をひきやすくなります。室内に物干しをしたり、水槽を設置するなど、生活面で、工夫してみてください。

どうしても下がる場合は、加湿器を取り付けることを薦めます。

④春先など、日がさして、室内が、暑くなるようでしたら、暖房は、早めに止めましょう。

暖房なしでも、長時間過ごせるはずです。(暖房している期間をできるだけ、短くなるように、心掛けて下さい。)

ウォームビスに協力

①室内にいるときも、ちょっと厚での上着を重ね着しましょう。最近は、下着類も、温かく保つように色々工夫されてきています。是非、調べてみてください。

他の機器の利用も
①18度で、どうしても、足元が、寒いと感じる方は、コタツもよいかも知れません。

CO2削減を
①灯油の消費量を減らすことは、二酸化炭素(CO2)を減らすことと同じことです。地球環境に優しい生活を心掛けましょう。

今年の冬は、外も懐も寒くなりそうですので、色々工夫して、自己防衛しましょう。

by kakizaki

暖房機は分散型が快適!

 前回、一つのストーブで家全体を暖めるような暖房は、余り快適ではない、お話しました。

 良くあるケースが、1階にのみ暖房機を設置し、2階は、成り行きというパターンがあります。

 この場合、どういう現象になるかというと、1階の暖房機で温められた空気が吹き抜けなどで2階まで上がって、2階の各部屋を廻っている間に空気が冷やされて、階段などから下がってまた戻ってきます。

 このように家全体を大きな気流となって、空気が流れます。

 この気流というのが、結構くせ者なのです。

 各部屋を廻って戻ってくる空気そのものは、だいだい16~18度ぐらいですので、普通に考えるとそんなに寒くないと思いがちですが、そこに、気流がくわわると、体感は、全然違います。

 もともとの気流速度が小さい室内では、気流速度が約0.1m/秒変化しただけで人は室温が1度変化したように感じます。このように気流は暖房効果を低下させます。

それでは、この気流を余り生じさせないようにするには、どうしたらよいでしょうか。

 ①暖房機を分散して設置する

 ②風を吹かない暖房機を選択する

img20080420.jpg


















(2階子供室のパネルヒーター)

(つまみで温度設定ができます)






 特に大きな気流の流れをつくらないようにするためには、できるだけ、各部屋に暖房機を設置するのが理想です。

 そして、各部屋ごと温度設定ができることが望まれます。

 このようなことを考慮すると、暖房機を分散した、温水パルネヒーターが最適のように思われます。

 非常に優しい空間が生まれます。

img20080420.gif←ワンクリックお願い致します。
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