私が目指す理想の住宅とは?

弊社のコンセプト

コスモホーム一級建築士事務所のコンセプトを一言で表すと、

『環境とデザイン』 

という言葉に尽きます。



環境とは、

地球環境を謳い文句にした住宅会社は多い中で弊社は、具体的のその成果が分かるように、『見える化』を目指しています。

建築する住宅の断熱性能のレベルを示す熱損失係数Q値を計算し、「年間灯油消費量」を提示することにより、建築前にランニングコストの予想値を提出しています。

現在は、国が定めた次世代省エネルギー基準の1/2、1/3以下の超高断熱住宅も施工できるようになりました。

近い将来必ずくるであろう低炭素社会に向け、二酸化炭素の排出量も計算して情報提供するなど、本当の意味での「省エネルギー住宅」(低炭素住宅)を先んじて研究し、実践しています。





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デザインとは

コスモホームの基本理念は、住まい手のライフスタイルにあった趣向・要望を十分に取り入れながら個性を重視したオリジナリティ溢れる住宅設計を提案することです。

弊社は、設計する前にお客様から自分達の住宅に対する想い を綴って頂くための「家づくりイメージシート」を提出していただきます。

そして、家族の家づくりについて、実際に設計する担当者と直接お話することにより、お客様の想いを肌で感じなから、実設計に入ります。

お客様が漠然と描いている住宅以上のものを、プレゼンテーションすることが私達の使命と感じ、その緊張感が、オリジナリティ溢れるプランに繋がっていきます。

また、お客様のご予算を考えながら、トータル的なプランニングをし、全体的にバランスの取れた、住宅設計を目指しています。

by kakizaki

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私が目指す理想の住宅とは?③

 家づくりで何を重要視するか、自分なりに整理をしています。

重要視している順番は、

①構造


②デザイン


③断熱(温熱環境)

です。

住宅を構成する要素は、他にも色々ありますが、余り並べても、あれもこれもとなってしまいますので、大きくこの三つを重点に置いています。



①構造

住宅性能評価制度の耐震等級3を基準に設計するようにしています。

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【等級1】
建築基準法レベル(震度6強~7程度に耐えうる)※関東大震災級の揺れで倒壊・崩壊しない

【等級2】
建築基準法レベルの1.25倍

【等級3(最高)】
建築基準法レベルの1.5倍

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即ち、関東大震災並みの地震の1.5倍の耐震力がある耐震設計を心掛けています。


②デザイン

これは、何の法則もありません。しかし、弊社なり工夫していることは、沢山あります。

基本は、

シンプル性

オリジナル性

に重点を置いています。

具体的には、HPのWorksを参照して下さい。



③断熱(温熱環境)

住宅性能評価制度では、グレードを4段階に分けています。

国の基準では、等級4が最高です。

等級4/エネルギーの大きな削減のための対策(エネルギー使用の合理化に関する法律の規定による「建築主の判断の基準」に相当する程度)が講じられている(次世代省エネルギー基準レベル)

等級3/エネルギーの一定程度の削減のための対策が講じられている

等級2/エネルギーの小さな削減のための対策が講じられている

等級1/その他



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弊社では、この国の基準である次世代省エネルギーの1/3・1/2以下の消費エネルギーで過ごせる家づくり(Q=1住宅)を目標にしています。

弊社で新築する全ての住宅がこの基準をクリアすることは、予算の関係もあって、難しいのですが、少なくとも、次世代省エネルギーの基準は超えるようにしています。

今後の弊社の課題は、このQ=1(キュウワン住宅)の比率をいかに上げていくかです。


by kakizaki


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私が目指す理想の住宅②

 4月4日に性能表示制度について説明しました。

住宅性能表示制度における評価項目

住まいの性能は10分野のモノサシではかります


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①地震などに対する強さ(構造の安定)

②火災に対する安全性(火災時の安全)

③柱や土台などの耐久性(劣化の軽減)

④配管の清掃や補修のしやすさ(維持管理への配慮)

⑤省エネルギー対策(温熱環境)

⑥シックハウス対策・換気(空気環境)

⑦窓の面積(光・視環境)

⑧遮音対策(音環境)

⑨高齢者や障害者への配慮(高齢者等への配慮)

⑩開口部の侵入防止対策(防犯対策)


上記10分野全てを最高ランクにするのが良い住宅だとは、決して思いません。

私は、二つの分野を特に重要だと思います。

それは、①と⑤です。

むしろこの二つは、最高ランク以上を目指すべきだと思います。  
 


構造の安定

等級3  極めて希に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度

等級2  極めて希に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度

等級1  極めて希に(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して倒壊、崩壊等しない程度

等級1は、建築基準法の構造と同じです。

私は、構造の安全については、等級3をクリアするように設計しています。



温熱環境

等級4  平成11年制定の一般的に「次世代省エネルギー基準」といわれる基準とほぼ同様のもの。なお、住宅金融公庫では、250万円の割増融資の基準として、ほぼ同レベルの基準を採用しています。

等級3  平成4年制定の一般的に「新省エネルギー基準」といわれる基準とほぼ同様のもの。なお、住宅金融公庫では、50万円あるいは100万円の割増融資の基準として、ほぼ同レベルの基準を採用しています。

等級2  昭和55年制定の基準(省エネルギー基準)にほぼ適合する程度。

等級1 その他


私は、出来ることであるならば、新築する全棟を等級4の倍以上の性能をもつQ=1.0住宅にしたいと思っています。

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私が目指す理想の住宅とは?①

 『私が目指す理想の住宅とは?』というカテゴリーを作って自分なりの家造りを少し整理したいと思います。
 少し話が時々脱線するかもしれませんが、ご勘弁を・・・

 そもそも、私が家を建てようと思ったのは、約12~13年前です。
 一番上の子供が小学校に入学する前に、何とか家を建てたい。と極一般的な理由からです。
 ご多忙に漏れず、土地探しから始めました。

 土地については、何時も感じていることがあります。 『土地は本当に縁ものだな』とつくづく思います。土地は、男と女の関係に似ています。相思相愛でないと、契約が成り立ちません。もし、成立しなかったら、まったく同じ土地は、ありませんので、また新しい土地(相手)を探さなければなりません。

 私の土地探しのポイントを書いてみます。これは、価値観の違いがありますが、適当に参考にして下さい。

 ①売れる土地を買う
   土地建物は、大きな財産です。いざとなったときに、土地建物を売って生活の足しにすることが出来ます。売れない土地は、持っていてもどうしようもありません。しかし、これは、最後の手段です。人間は、住む家を追われると非常に大きなショックて受けて何もやりたくなくなるそうです。

   私が、購入した土地は、この辺の区画の中で一番小さい区画で、76坪です。土地が大きいと若い人が購入するとき、大変だと思い土地は小さくしました。小さいと言っても、40坪くらいの住宅を建てるのであれば十分です。

 ②安い土地は、安くしか、売れない。

   極端に安い土地は、要注意です。何らかの理由があるようです。
 例・・・その土地に自殺者がいる。  高圧線が通っている。 学校が遠い。 商業地域が遠い。・・・

 迷った土地は買わない。
   土地はその土地に惚れなければ買わないほうがよいです。



  先日栃木の方から、次のような相談を受けました。

 『家を建てたいが、私が購入しようとする土地は、建築条件付きですので、建てる時はそのメーカーに頼まなければなりません。どうしたらよいですか?』

 私の回答はこうです。
 業者側の心理は、『どうせ、あの客はあの土地がほしいなら、必ず内にくる。そうなれば、競業相手はいないのだから、建物を建てる時にガッポリ儲けてやろう。あの客は、全て、内の会社の言いなりだ。』という立場に立たされるのでやめたほうが良いですよ。

 土地探しは、探していると必ず見つかります。

 土地探しのポイント

 『慎重に、慎重に、慎重にでも大胆に』

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